イマドキは計算も漢字も、反復練習が足りないらしい

2025/11/19

勉強のイメージ

小学生の宿題を見ていて、「あれ…?」と思うことがあります。

最近の小学生(※2021〜2025年)、宿題がとても少ない気がしませんか?

私たちが小学生だったころは、計算ドリル・漢字ドリル・プリント数枚がセット、なんて日常茶飯事でした。

放課後の机の上にはいつも宿題がそれなりにあって、それを終わらせてから遊びに行けたものです。

それに比べると、今は驚くほど量が少ない。

「え、これで終わり?」と思ってしまう日々です。

量だけがすべてではないけれど、反復の機会が減っているのは確かで、どうしても不安がよぎります。

自分のときを思い返すと

自分のときを思い返してみると、宿題といえば毎日計算ドリルと漢字ドリルやプリントが3ページ相当くらいはあったような気がします。

授業でやったことの復習で絶対に出ていたような…

それが今の子たち、せいぜい計算ドリルと漢字ドリルの1ページ程度。


え、それだけ!?それで足ります!?


そんな気がしませんか?

圧倒的に反復練習が足りていない

計算も漢字も、何度も書いて覚える繰り返しが大事。

やらなければ覚えない。書かなければ覚えない。

でも学校から出される課題量は少ない。

授業中にたくさんやっているのかと思いきや、そうでもない様子。

私たちのころは、学校で何枚プリントを解いたかわからないくらいやっていましたよね?多くの方がそうだと思います。

練習が足りていないからテストでボロボロ

わからないイメージ

今の少ない反復量で覚える子もいるとは思います。でも実際はそんな子ばかりではないと思います。

長男が2年生のときのことを思い出します。

漢字の宿題も少なく、このままで大丈夫かな?と思った矢先の漢字テストが50点くらいでした。

漢字ドリルをやってみると、読むことはまあまあできるけれど、とにかく書けない。

冬休み前から漢字ドリル総復習と市販の漢字問題集を一冊仕上げ、徹底的に覚えさせました。

書けなかったところはノートに一行書き。本人も泣くし、みている親も本当に大変でした。

「学校で覚えてきて完璧になったらここまで大変にならないから、次からはそうしようね」を合言葉に頑張っています。

学校が宿題を増やせとは言わない

反復練習が足りない気がするといいますが、宿題を増やせとは思っていません。

自分の子にあった課題が毎回出るとは限らないし、丸つけをする親の負担も増えます。

監督が必要な妙な宿題(本読み10回など)を出されても困ります。

結局、自分の子に足りないと思うものは親が家庭で補うしかないんですよね。

学習の道標があると助かりそう

小学校で習う基礎はすべてわかるように学校で面倒みてくれるようになると助かります。親は学習のプロではありませんから。

あとは

「学校でここをやりました。ここがわかるようにしてください。」

「〇年生でやる単元の下地になります。」

「テストで〇点以上(目安)でない子は計算ドリルと教科書の〇ページから〇ページをもう一度やって、完全にできるまで反復させてください」

などの指示があると非常に助かりそうです。

学校で足りないなら、家庭で反復しよう

反復練習のイメージ

現状を嘆いていても子どもの定着度は上がらないので、自分たちでサポートしていくしかありません。

使えるものは使って、家庭学習のできる範囲で反復、定着させていきたいですね。

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