長さと体積の単位変換機能を作ったワケ-日常生活で困らないために-
小学2年生でcmとmm、体積のdlとmlを習います。
当時小学2年生だった私の子はcmとmm、体積のdlとmlの変換を正確にできなくて困っていました。
何回も反復練習できるものがあればと思ったのですが、
探してみても良い物がなかったので、作りました。
とりあえずやってみたい方はこちらからどうぞ!
長さはcmとmm、体積はdlとml
1cm=10mm、1dl=100mlです。
これを覚えるのが第一。
第二に色々な長さのものを変換できるようにしておきます。
今後もたくさんの新しい単位が出てきますから、ここで基本を押さえておかないと後々わからなくなってしまう恐れがありますね。
即変換できないと日常生活で困る場面が出てくる
日常的にcmとmmはよく使います。
たとえば家具や段ボール、紙の寸法はmmで書いてありますね。
多くの人は無意識にmmをcmに変換して物事を考えているのではないかと思います。
ある家具を買いたいと思って寸法を見たら幅435mmとあるとします。
実際に部屋の中に置けるか確認するために、メジャーで置く予定の場所の幅を測ります。
このとき、メジャーを0位置から伸ばしていって目盛り「43」と書いてある場所を見つけ、そこからあと5mm進んだところを確認しますね。
430と書いてある場所を探すことはありません。
このように、大人は日常的に単位を頭の中で変換して生活しています。
(dlの出番はとても少ないのが現状ですが)
日常的に使うということは、単位の即変換ができないと社会生活を行う上で困る場面が出てくるということ。恐ろしい…
〇cm✖mm、〇dl✖mlが難しい
さて私の子の場合ですが、1cm=10mm、1dl=100mlと記憶はしているのですが、cmとmmが混ざると変換が難しいようでした。
先に述べたように、単位変換は社会生活を送る上でよく使う知識です。さっと出てこないとこの先大変なことになるかもしれません。
単位がm(メートル)、l(リットル)と大きくなる前になんとかしたいところでした。
ここだけを重点的にできる問題集があるか探しましたが、単元の初めに少し載っている程度でたくさんこなすには圧倒的に量不足でした(それもそうです、市販したところで内容がピンポイントすぎて売れないでしょう)。
でも、ないなら作れば良い!
ということで作りました。単位変換専用のWebアプリです。
こちらからお試しいただけます。
家の子はこれらを作ってしばらく反復練習をしてみたら変換する思考の流れをつかんだようで、以降は特別問題になっていません。
長さの単位変換練習アプリ
Lv1 cmとmmの変換です。
まずはcmとmmを確実に変換できるようにしたいですね。
画像のテキストボックスの四角に適切な数字を入れて「チェックする」を押すとその場で採点されます。
長さの単位変換のLv1は〇cmを✖mmに、または✖mmを〇cmに変換する練習をします。
最大10cmまで、ランダム出題です。まずはこれが安定してできるようにします。
Lv1が安定して回答できるようになったら、次はcmとmmの両方を使って変換する練習です。
cmとmmをmmに、反対にmmをcmとmmに変換する練習ができます。
問題はランダムに生成されるので、数字を覚えてしまって変換するために頭を使っていない、なんてことは極力避けられます。
もあります。
体積の単位変換練習アプリ
Lv1 mLとdLの変換です。
長さの単位変換と同様に、画像のテキストボックスの四角に適切な数字を入れて「チェックする」を押すとその場で採点されます。
体積の単位変換も〇dlを✖mlに、または✖mlを〇dlに変換する練習をします。
最大10dl、ランダム出題です。まずはこれが安定してできるようにします。
Lv2 mL(ミリリットル)とdL(デシリットル)が混ざった「〇dL△mL」の変換です。
Lv1が安定して回答できるようになったら、次はdlとmlの両方を使って変換する練習です。
dlとmlをmlに、反対にmlをdlとmlに変換する練習ができます。
こちらも問題はランダムに生成されるので、数字を覚えてしまって変換するために頭を使っていない、なんてことは極力避けられます。
Lv3 基本となるL(リットル)とdL(デシリットル)の変換をする練習
Lv4 dL(デシリットル)とL(リットル)が混ざった「〇L△dL」の変換をする練習
もあります。
「その場で採点結果がドライにわかる」プリントにはない良さ
Webアプリのいいところは、その場で採点結果がわかることです。間違っていたら即フィードバックがあります。
プリントでもすぐ採点すればいいのですが、1問ずつ即フィードバックは中々難しいですよね。
採点する方もずっと見ていなければならないし、やる方も横から即採点されるのもきついものがあります。私がやる側だとしたら、回答があっていればまだしも、間違っていて「違うよ」って即口出しされたらかなり嫌です。
また、スタディチャレンジはプログラムでできているものなので、正誤判定で人間の感情を挟んできません。純粋にあっているかあっていないかだけを教えてくれます。ドライです。
親としても見ているそばで子どもが何回も間違えていたら「どうしてわからないの!」と語気強めに言ってしまうかもしれませんが、機械にそれはありえません。
合っていて褒めてくれることもありませんが(〇は出ます)、語気強く迫られる(怒られる?)ことも絶対にありません。
回答に誤りがあった場合、スタディチャレンジでは「もういちど!」と出るだけです。
まとめ
長さと体積の単位は小学校2年生の単元で習います。
当時、私の子はこの変換がうまくできず、このままできるようにならないと今後たくさんの単位が出てきたときにわからないし、日常生活でも困ることが出てきてしまうかもと思いました。
市販でちょうどいいものもなかったので、反復練習ができるようにスタディチャレンジに長さと体積の単位変換機能を開発しました。
長さや体積の単位変換は日常的に使うものです。
単位の即変換ができないと社会生活を行う上で困る場面が出てくることになります。
復習はもちろん、定着するための練習に使っていただけると幸いです!